
中小企業診断士として登録するためには、1次試験、2次試験、口述試験の合格が必要である。しかして試験に合格すればおしまいというわけでなく、15日間の実務補習という言わばインターン期間が必要となる。
試験合格者は望んで実務補習を受講し、ベテラン診断士の指導の下で実際の企業に出向き診断・助言をおこなう。
このたびは東京協会のカリスマ診断士である小黒先生が指導員、私はその補助をする副指導員を務めたわけである。
今年の診断士試験は、1次試験申込者数26,211名に対して、2次試験合格者数1,240名と厳しい合格率であった。実務補習では、それを突破してきたヒヨコ診断士5名を担当した。難関をくぐり抜けただけにさすがにみんな優秀である。
思い返せば3年前に自身が実務補習を受けた時は、徹夜続きの必死のパッチでなんとか実務補習を乗り切った。
今回、お粗末ながらも指導する立場になれば、「それでいいの?」「他に方法はない?」と生意気にも俯瞰できている。
あからさまに3年間で成長したというよりも、どうやら立場が変わって視点が変わったということらしい。プレイヤーとして診断にひたすら邁進するのではなく、運営さんとしてタイムキーピングしたり、周りのグループの進捗や履修スケジュールを気にすることで全体が見えているようだ。「この余裕が3年前にあれば…」と考えても、もちろん後の祭りなのであるが、「必死のパッチ」が得がたい達成感ややり遂げ感であったことも事実である。もういいけどね。
実務補習を終えたヒヨコ診断士は、5月に官報に記載され晴れて中小企業診断士として登録される。みんな、おめでとう!

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